私の最初の電話

音ゲ等長文語りしていこう

ごちうさ3期が始まりますね

 始まるんですよ。どうもこんにちは。TVアニメ3期放送直前ということで、今回は1年ぶりに、ごちうさをテーマにした記事を書いていこうと思うのですが、一体何を書くんでしょう。実はまだ決めてません。とりあえずもう発売から1年ほど経ってしまった原作8巻は話題に出しますが、そのほかは思い付きに任せたいと思います。以下はネタバレを含むのでご注意ください。

なんだかんだでここまで来てしまいました

 TVアニメ2期からかれこれ5年が経ちました。ただ私としては、全てではないにしろその豊富なコンテンツの一部をつまみ食い的に追っていたら、なんだかんだ2020年秋まで来ていたという感じです。2015年時点では原作単行本は4巻が最新でしたが、今となっては8巻が出ていてそろそろ9巻が来るだろうといった塩梅になっています。
 私がここまでずるずると引きずられてきたことの素因は、ごちうさの「物語が進行している」ことにあると思っています。この「物語の進行」というのを私に強烈に感じさせたのは単行本7巻辺りでした。7巻の表紙を飾るのはついに学校を卒業する4人です。私のTwitterの周辺の界隈を見るに、ごちうさを追っていない人には当然と言えば当然あまり知られていないことなのですが、ごちうさはいわゆるサザエさん時空ではありません。物語の初めは中学、あるいは高校2年生になりたてだった人は物語内で2年経てば学校を卒業します。私がのほほんとして読んだり観たりしている彼女たちの日常は永遠ではないのです。しかし、時間はただただ無慈悲に過ぎていくのではありません。不可逆な日々の中で、人々の関係性が少しずつ紡がれていくところに私は尊さを感じるわけです。先の鍵括弧つきの「物語が進行している」はこういう意味で言ったものになります。次に原作8巻の話をしてみましょう。

セカイはカフェになるらしい

 これは8巻が発売されてから1年近く経つからこそ言えることなのですが、4人の卒業が迫る、および卒業するというイベントに伴い、状況の変動が大胆になってきているように思います。8巻は、この激動の時代の一幕である、都会への旅行の様子を描きます。この巻の表紙を飾るのは、色違いの服装に身を包み旅をする仲睦まじい「姉妹」です。
 ちゃんとした感じの文章を書くのに疲れたのでここからある程度フランクに行きます(気まぐれ)が、まあ8巻の内容を具体的に(ただある程度ざっくりと)見ていきましょうか。

旅の始まり、「家族」と新キャラ2名

 旅の間は共同生活、つまり家族も同然。(ここでいう)家族であるというのは、構成する人は年齢や肩書といった属性は散り散りでも心的な関係性で結ばれている人たちであるところでしょうか。新年度を目前に控え、肩書等いよいよ離れ離れになろうとしている中、「家族」とも形容されるべき強固な絆で結ばれた7人にとってはもはやそのようなことは関係ありません。
 一方、ここで新キャラ神沙映月・夏明が登場します。連載から7年半ほど経っての新キャラということで、2人の登場もまた激動の時代たる要因の一つです。

種々の旅

 ここまで書いておいてアレなんですが、8巻の全部を書こうとすると大変なことになってしまうのでやりません。8巻には、7人が登場する第1話に始まり、主要人物を、7人からココチノを除く5人、ココチノ、7人、チノ千夜、シャロメグ、10人、シャロ、ココア、チノ、豆苗、千夜、7人とする第2~13話が含まれています。第7話はさらなる新キャラ風衣葉冬優が登場し、豪華10名によるお届けとなっています。各話に物語があって、8巻の内容のみならずごちうさ全体を絡めないと語りつくすことはできません。
 というわけで、さーて何について書こうかな!

シャロメグ、夢のない2人

 将来の夢っていう概念がありますね。でも正直10年、20年後のことなんて一切予想できない。今なんだかんだ過ごしている日々が未来にどう影響するかなんてわからないんです。そんな中、将来を想像してあんな感じこんな感じになってたらいいなと言って、それを将来の夢とする人もいます。あるいは小学校とかで将来の夢を半ば強制的に作らされた人もいるかもしれません。しかし、どうせ未来のことが予想できないなら、将来の夢なんて何となくで、あるいは無くてもいいんじゃないでしょうか。日々の中で将来の理想像の明瞭・不明瞭が変化していくこともまた一興でしょう。
 ……そういう話です。ちゃんと話の内容に触れろ?サブタイトル「足音タルトタタン」にも触れた方がいい?まあまあ、こんなもんでいいでしょう!キャラソン「足音タルトタタン♪」、聴いてね!

第11話「チマメクロニクル」については

9巻発売後に記事で言及したいと思ってます。

行く場所を「カフェ」にしてしまう「家族」

 最終13話、受験を終えたチマメ隊に何もしていないことに気付いた高校生組は、サプライズプレゼントとして"We are Family☆"のデザイン入りオリジナルマグカップを作成するのでした。このマグカップが後にまた出てきてくれると嬉しいですね。嬉しいです。また、青山先生、凛ちゃんさんがやっと到着します。青山先生の「皆さんはどこでも素敵なカフェにしてしまえるんですね」(Koi、ご注文はうさぎですか?⑧、芳文社、2019年、p.118、この引用説明いる?)という言葉はごちうさらしいというか、この作品の何たるかを表現しているように思います。
 この13話のサブタイトルは「セカイがカフェになっちゃった」です。「足音タルトタタン」もそうですが、このキャラソンと原作とが一体となっているのにはいつも感嘆させられます。TVアニメ3期1羽のサブタイトルも、ほら。
 

前回までのあらすじ

 TVアニメ3期が始まるという事で、これまでのあらすじを振り返っておきましょうか。ごちうさ公式チャンネルの動画、「5分でわかる『ごちうさ』」を是非ともご覧ください。さっさとこの記事を投稿しないと3期が始まってしまうので、今回はこんなところで終わりにします(投げやり)。またいつか!

メモ:音ゲーの良い曲

はじめに

 本記事は、音楽ゲームに収録されている曲で、個人的に良いなあと思った曲たちを列挙していくだけのものです。2020年6月25日の投稿時は5曲書いた時点で面倒になったのでそれで投稿していますが、そういやこんなのがあったなあとかこの新曲良いとかなったら随時追加する予定です。ジャンルを絞らないと多くなって書くのがしんどくなるので本記事は音ゲー(ほぼ太鼓の達人)に絞りました。久々の記事ですが、記事というよりただのメモみたいなものです。それではどうぞ。

緒言

 ところで2020年6月24日、太鼓の達人の楽曲募集の結果発表がされました。とても良い曲ばかりでこれらの曲が収録されるのが楽しみになります。「ひよこ鑑定士さん」がいつか筐体で遊べるようになってしまうと思うと頭を抱えずにはいられません。だから何だと言われると何でもないです。ところで(2回目)ご注文はうさぎですか?の公式サイトでごちうさ楽曲の紹介をしているページがあります。あれくらいちゃんと紹介を書くのはしんどいので、本記事では曲名だけでも知ってもらって、あとは是非ご自身で聴いてみてください。それではどうぞ。(2回目)

 (2020年9月7日追記)何でこの記事を書いたのか疑問に思い始めましたが、まあ消す意味もないので残しておきます。

 

曲紹介

食らいむ!まうんとぱふぇ

太鼓の達人ナムコオリジナル曲で、世界大会2016の楽曲公募の採用曲の1つ。ポップで楽しい気持ちになる曲調に、大会のために良く練られた☆9譜面の神曲神譜面。BPM186で☆9以上の実力がある人なら大抵楽しめる曲でしょう。

珈琲の味と

太鼓の達人ボーカロイド曲。緊張感のある雰囲気、サビのスピード感とエモさが良いです。音ゲーとしてはBPM185、☆10寄りの☆9で結構しんどいです。でも楽しい。曲が良いので。ニコニコ動画に有志が作った作曲者公認の良いPVがあります。

Calamity Fortune

東方Projectアレンジ楽曲でBMS楽曲ですが、私は東方はよくわからないので「音ゲーに収録されている曲」として紹介します(怒られそう)。ガチでうるさい(誉め言葉)音、開放的なサビ、\ピピピーピー/、\ポーン/などが良い(聴けばわかる)。太鼓の達人とゲキチュウマイに収録されており、太鼓の達人とCHUNITHMではとんでもなく難しいのでどうせゲキマイでも難しいんだろう。

Coquette

太鼓の達人ナムコオリジナル曲。EDMの鈍い音とピアノ、ヴァイオリンの組み合わせが良い。曲名は作者曰く「小悪魔的な女性」の意味らしい。音ゲーとしては結構難しいです。

Day by Day!

太鼓の達人ナムコオリジナル曲。アニソン調。終始王道のアニソンという感じです。音ゲーとしては、BPMは161、2020年6月25日現在おにの難易度は☆8で、おにをやり始めた人にもおすすめです。

Toon Town's Toys' Tune

太鼓の達人ナムコオリジナル曲。その名の通りおもちゃの国感があってはじけるようで楽しい曲。BPM136だが実質272。速い。結構いやらしいリズムが多く、ブルーver.玄人3曲目で苦労させられました。

Vixtory

太鼓の達人ナムコオリジナル曲で、2020年の公募での採用曲の1つで、ニジイロver.段位道場2020達人3曲目(裏譜面)。これまでの達人3曲目といえばBPM300のものばかりでしたが、この曲はBPM243で代わりに12分、16分、24分入れ放題となっています。BPM243は本当はそういうことしちゃいけない速さでは? 曲名はvictoryとstoryから来ているようで、達人の課題曲の1,2曲目と合わせて達人の3曲全体に意味を持たせているような感じがします。1曲目のまださいたま2000は太鼓の達人の2000シリーズを代表した曲で、2曲目の幽玄ノ乱はいわずもがな太鼓の達人に革命を起こした曲と言えるでしょう。太鼓の達人の歴史に見立てた1,2曲目を経て、最後3曲目のVixtoryで勝利をつかんでほしい、みたいな感じでしょうか。まあ私には関係ないんで表譜面でもやってます。

初めてアニクラというものに参加した話

 初めましての方は初めまして。そうでない方はご無沙汰しています。本記事の本文と言える部分は後の波線以降で、そこまでは事務連絡になります。前回までの記事で告知していたごちうさ8巻の記事ですが、旅行編が終わってから書くことにしたいと思いますのでもうしばらくお待ちください。次に、このブログは、私が実はやってるTwitterのアカウントとは独立して投稿しているものなのですが、そこらへんも面倒なので何とかしたいと思っています。以下が本文になります。

~~~~~~~~~~

1 経緯

 2019年も終わりが近づき、年末特有のイベント群に奔走したり、あるいは浮き足立ったりという方も多いかと思います。かくいう私は先日、出身高校のOBが、縦にも横にもある程度幅をもって集合するようなイベントに参加させていただきました。それはすなわちいわゆる同窓会では……とお思いになるかもしれません。否!
 
これはアニソンだらけのクラブイベント、通称アニクラ
 
??????????????????????????????????????
 
アニクラとは何かはここでは詳細には述べないことにして、どうやら、私の出身高校のOBの中にはDJを始めた「人」、いや、「オタク」が何人かおり(超常現象)、こうしてアニクラを開けるまでになっていたということらしいです(意味不明)。私は、そのDJの1人で、かつ同じ大学に通う友人に脅迫され(嘘です、面白そうだったので何となく参加を表明させていただきました)、参加する運びとなったわけです。
 

2 事前知識

 アニクラについての事前知識はほとんどなかったのですが、以前にこの記事を拝読しましたので、ヤバいんだなということは把握していました。ちなみに良記事なので是非。とにかくオタクが騒ぐイベントであるということの把握と、あまりにも少ないアニソンの知識のみで当日を迎えることになりました。大丈夫か?
 

3 本番

 ここからが実質本編になります。
 

3.1 別に曲流れてなくても騒がしいな

 準備が整い、代表の人から諸注意等説明あったのですが、もうこの時点で一部のオタクが発狂している。これは身内の集まりならではなのかもしれません。オタク・ソングが流れていようがいまいが、オタクが大量に集合している、かつ同窓会のような様相を呈している時点で、世俗から隔絶された異常な「場」がその空間を支配していました。
 

3.2 更なる異常行動

 曲が流れ始めると、空間は更なる異常を起こし始めます。オタク・ソングが空間を包むと同時に、それはオタクの内にある異常、オタクたる所以を顕現させました。そこにいたオタクたちは、突進乱舞絶叫━━━━━━━人間が起こすことのできる騒がしさの全てを実行していました。これら異常行動についての観察結果をもう少し詳細に述べたいと思います。
3.2.1 突進
  「突進」というのは、ここでは、各人、高まりだと思う曲が流れ始めたときに、前の方、すなわちDJの近くに寄るための移動のことを指します。先の記事(2 事前知識で載せたやつ)でも、同様の事象を表現するのにこの単語を用いていたかと思います。この突進、先の記事にもあったことなのですが、とにかく速さがおかしい世界陸上でも目指してんの?という速さで瞬く間に最前へと移動するのです。それも、次の2つのような言動を伴いながら。
3.2.2 乱舞
  人類の歴史において、舞踊と音楽というのは常に密接な関係にあり続けてきました。人類普遍の性質、音楽に合わせて体を動かすと楽しい。それは理解できます。できますが問題はその激しさです。各々が、身体の内の高まりに身を任せて動くため、激しく高まればそれだけ動きも激しくなり、整合性を失う。それはまさに「乱舞」と呼ぶにふさわしいものでありました。場が無法地帯になることを読んでモンスターエナジーを蓋付きのやつにした自分がファインプレー過ぎる。ちなみに、乱舞する以外にも、極まりすぎてどうしようもなくなりその場にうずくまる、『Last Kiss』(『アイドルマスターシンデレラガールズ』楽曲)において、腕を組み静かに見守る三船美優父親面静観等もありました。選り取り見取り。
3.2.3 絶叫
  これが一番の問題で、曲が流れると同時に「オイオイオイオイオイオイ!!!!!!!」や「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」といった絶叫が起こり、曲が聞こえなくなることもしばしば。さらに、噂には聞いていた「イェッタイガーーー!!!!!」や「LINEをやらない👏俊龍!!!!!!」を実際に使っている場面に遭遇して感動しました(大袈裟)。ところで、これら絶叫にも関係することで、少し言いたいことがあります。
 

3.3 事前に打ち合わせしてんの? 

 絶叫について、当然、3.2.3に挙げたような言葉とそれを発するタイミングが予め曲ごとに定められているわけではありません。それにもかかわらず複数人が同じ絶叫をする様子は、アニクラ初心者の私には、超能力的なものに見えました。
 ただ、不可思議なことに、いつしか私もその「感覚」を理解できるようになっていました。絶叫とは違いますが、『回レ!雪月花』(『機巧少女は傷つかない』ED)のサビ3、4小節前(たぶん)肩組み集合がかかり始めたときには、まさかという気持ちとともに何が起こるのか理解することができてしまいました。これが、アニクラにかけられた魔法━━━━━━
 

3.4 女児アニメの曲、良くね?

 成人男性が明らかに女児向けのコンテンツで騒ぐことについて、私は軽蔑にも似た感情を抱いていたことを正直に言います。ただ、今回のアニクラにおいて、私が微塵も知らない女児向けアニメの曲が多数曲流れているのを聴いているうちに思い始めたことがありました。
 
女児向けアニメの曲、良くね?
 
これは私の音楽についての知見の浅さ故、ご自身で聴いていただくことでしか伝えることができないし、また、女児に対して失礼にもなってしまうかもしれないのですが、女児に向けたものじゃないだろというくらい音楽が良い。そもそも、成人男性向けサイズのフルグラTシャツ(今回のイベントで着ているオタクもいました)が存在している時点で、ターゲット層が女児のみではないことに気付くべきだったのかもしれません……。私にとって未知の領域に一歩近づいた瞬間でした。
 

3.5 空間異常

 アニクラ会場は常に重低音が鳴り響いているからか、モンスターハンターの灼熱エリアのようにそこに存在するだけで疲労が溜まってくるのを感じました。また、高温多湿環境のため、冬場に大人数が集まって騒ぎ散らかしているにもかかわらずインフルにかかりませんでした。とはいえ、気分が悪くなってもならなくても、冬場に熱中症とかいう事態にならないためにも、こまめな休憩を忘れずに!
 

3.6 高まり曲、来ちゃったな

 この節では、私にとって高まり曲だったものの内のほんの一部をごく簡単にですが紹介していきたいと思います。要するにただの曲紹介です。私個人的には是非とも聴いていただきたい曲ばかりです。
3.6.1 Hotel Moonside
 『アイドルマスターシンデレラガールズ』楽曲。イントロ、Aメロ、Bメロ、サビの全てが、場を沸かせることに特化しすぎている曲。今回のアニクラでも、Extended Live Versionの歓声以上に場が沸きました。
3.6.2 よいまちカンターレ

 『まちカドまぞく』をよろしくお願いします。以上です。

3.6.3 PUNCH☆MIND☆HAPPINESS
 『あんハピ♪』OP。ひたすら元気になれる曲。合いの手も充実してアニクラでも大きな威力を発揮しました。
3.6.4 O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!
 『アイドルマスターシンデレラガールズ』楽曲で、私のリクエスト曲。私の個人的嗜好が詰まりすぎている1曲。
3.6.5 DON'T CUT
 太鼓の達人オリジナル曲。突然これが流れ出すとは思わなくない!?!!!?!??!?!!?!??!??!?
3.6.6 ノーポイッ!
 『ご注文はうさぎですか??』OP。これを流してくれてありがとう……ありがとう……。「自分のちから小さい?」私「ノ゛ー゛!!!!!ノ゛ー゛!!!!!!!!!」
 

3.7 アニクラに染まる自分

 ここまでに記述したような異常空間、および高まり曲に身を置く中で、いつしか私も「オイオイオイオイ!!!!」などと叫び、思うが儘に身体を動かし、その異常空間の構成要素の一つとなっていました。このイベントが深夜から明け方にかけて行われたこともあり、終わるころには満身創痍で喉も終了していましたが、それ以上の楽しさを味わえました。拙い締め方になってしまいますが、年内に投稿したいので、そろそろこの記事終わりたいと思います。今回は本当に楽しかったです!このようなイベントに参加させていただきありがとうございました!※なお、この文章は後で何度か加筆訂正が入ることがあります。

ごちうさSFYを視聴しました

 ごちうさにおける「かわいい」って何なんでしょうか。顔などの見た目がいい、声やしぐさがいい、キャラ同士の絡みがいい、といったよく「かわいい」が用いられる状態だけではない何かがあるような……。

 というわけで、2019年9月26日に発売された「ご注文はうさぎですか??~Sing For You~」を視聴しました。今回は音ゲー記事ではなく、ごちうさSFYの感想やら何やらを書き連ねていきます。また翌27日に発売された「ご注文はうさぎですか?8巻」を読んだので、それについても書こうとしたのですが合わせて1つの記事にすると無限に長くなるのでまた別の記事に書きます。

・詳しい内容を明かさない感想
 端的に言うと、いつも通りのごちうさでありつつ、それでいてこころに沁み渡るお話でした。チノが音楽会のソロパートに選ばれる話なのですが、大勢の前で歌うことに抵抗のあるチノが仲間たちや亡き母といった周囲の環境や過去と触れあい、向き合い、そしてどうなっていくのか。こう書くとやたらスケールが大きく聞こえますが、それでいて結局ただの日常の1コマであるような、そんな(どんな?)空間、時間を楽しめる作品でした。加えて、今回のOVAは音楽がテーマの一つであり、本編中の音楽も特典のディスクもとても豪華なものになっています。

 以下は「ご注文はうさぎですか??~Sing For You~」の内容を含みます。ご了承頂ける方はどうぞ。また、以下文体が乱れることがあります。↓


















 ごちうさSFYは、2018年9月に行われたDMS Tea Partyにて制作決定が公表された新作OVAとテレビアニメ3期の前者で、原作でいうところのチノが学校の音楽会のソロパートに選ばれる回(5巻「Cup of Chino」)の内容に焦点を当てるものです。原作からの映像化は「Cup of Chino」の1話のみですが、OVAオリジナルの内容によって濃密な25分となっています。

・原作に無い回想から現在へ
 原作ではほとんど描かれていない過去のチノやサキのシーンが描かれているのはSFYの見どころの1つです。ごちうさの中ではそんな雰囲気は感じられませんが、実際、チノの境遇ってかなり重いんですよね。SFYの冒頭に描かれるように、大好きな祖父と母が亡くなる前の幼少期のチノは現在とは打って変わって元気な子供に見えます。この回想と1期1羽の間の悲劇は想像するに余りある。にもかかわらずいつの間にか音楽会のソロパートを引き受けるまでになっている。これも某自称お姉ちゃんの影響なのでしょうか。とにかく、チノ……おじさんは嬉しいよ……

・「第一回、カラオケ大会 IN 甘兎庵~!」
 先に書いたように、音楽にはかなり力が入っています。カラオケのシーンで歌われるアイドル曲(?)と演歌(?)の他にも、SFYの要となる合唱曲まで!特典ディスクに収録されている劇中歌とPandaBoYさんのMIXでぶち上げていこう!!!
 余談なのですが、私は「Eを探す日常」が好きです。音ゲーマーなのでこういうリズムの良い曲が好みなのもあるかと思います。本編にも登場してくれてテンションあがりまくり。
うおおおお!!!!!L.O.V!!!L.O.V!!!
このEを探す日常についてですが、キャラソンの「Eを探す日常」に加え、原作には「Eを探す日常」と「Eを探し続ける日常」があります。1つ目の「Eを探す日常」の"E"は"LOVE"の"E"でよいと思うのですが、ほかの2つは何なのでしょうか。単にリゼシャロの話だからそういうタイトルという側面もあれば、私的には2つめのEはMiss EmeraldのE、3つ目はRizeのEという側面もあるのかなとか思ったりしています。3つ目に関しては少し考えすぎでしょうか。話を戻します。

・Sing For You
 音楽祭前夜、タカヒロからチノへ、元気づけとしてサキのことが語られます。「自分の歌を聞いて喜んでくれる人がいる」────。結局、音楽会当日はメグマヤの緊張吸収(?)に加え、ココア、リゼ、千夜、シャロ、タカヒロ、リゼ父、ティッピーがはっぴ、はちまき、うちわまで作って総出で見に来てくれました。サキの言ったように「自分の歌を聞いて喜んでくれる」、そんな「素敵な人たちと一緒」だから大勢の前でも歌うことができるという人と人との繋がり、チノの心境の変化にこころが温まります。チ゛ノ゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!(号泣)(CV.清川元夢)

・最後に
 ここで、記事冒頭の2文に戻ってみるんですけど、結局よくわからん!でも、このSFYで濃く描かれた人と人の繋がりや、果てには彼女たちを取り巻く環境や境遇も含めて、これらを包含するように「かわいい」の定義が拡張されているのがごちうさの世界なのではないだろうか。……まあ正直自分でも何を言っているのかよくわからなくなってきましたし、これは単に語彙力を捨てているのでは?という気もしますのでやめておいて自分に素直にこころぴょんぴょんしておくことにします
 SFYでは、1期2期とDMSを経てのキャラクター同士の関係値及び取り巻く環境に引き続くチノの成長が目に見えました。さらに、3期はこれの延長線上にあるということで、今からとても楽しみで夜しか眠れません。また、この記事は一部深夜のノリで書いているので後日こっそり修正が入っているかもしれません。

音ゲースコアアタックを終えて

1.はじめに

 はじめましての方ははじめまして。太鼓の達人歴7~8年(いつ始めたかわからん)、CHUNITHM歴1年(初めてプレイしたのは2015年だが去年本格的に始めた)の者です。大学のサークル内で音ゲーのスコアアタックが行われたので、備忘録的に色々物申していきます。今回はあまり面白い内容は無いと思います。以下常体で失礼します。

 

2.課題曲

 なんやかんやあって私の課題曲は以下の4曲となった。

太鼓の達人

 エンジェル ドリーム(おに裏)☆9

 初音ミクの消失-劇場版-(おに裏)☆10

・CHUNITHM

 Oshama Scramble! (Cranky Remix)(MASTER)Lv13

 My First Phone(MASTER)Lv12+

 

3.各課題曲について

3.1 エンジェルドリーム裏

 言わずと知れた太鼓界の名曲の1つで、表譜面はほとんどのドンだーが通る道であろう。なかなかカラオケで歌うことができない音ゲー曲だが、このエンジェルドリームはアイドルマスターシンデレラガールズのおかげで「エンジェルドリーム~CINDERELLA GIRLS COLLABORATION MIX~」として本家とほぼ変わらないものを歌うことができるので嬉しい。

 裏譜面はラスゴーでHSが速くなるので暗記が必要となるがそこまで暗記に困る譜面ではない。ただ、ラスゴーで不可を出すなどして譜面分岐が起こると大変なことになるので注意が必要である。個人的に可の出やすい注意すべきだと思ったポイントは以下である。

・最初のkkk kkk kkk kkkkd

・「夕焼け空は少しせつないけれど」のあたり(66~77小節) 

・ラスゴー(単純に譜面が難しめなので)

3.2 初音ミクの消失-劇場版-裏

 言わずと知れた太鼓界の難関譜面の1つで、ほとんどのドンだーが返り討ちにされてきたであろう。当時中学生の私も、手も足も出ずに「こんな難しくする必要ないだろ!!!!!!!!!」と思ったものである。これは私が投げた課題曲なのだが、正直自分で選んでおいて後悔した。

 基本的には頑張って運手を暗記し、練習を重ねてリズムを把握しよう。この譜面に挑戦しようという時点でそれなりのシングルの速さが要求されるが、発狂地帯(76~79小節)ラスト15ノーツはそのあまりの密度からロール処理を考慮に入れることになるだろう。シングルの速さやハウスバチでのロール裁きに自信のある者でなければ、マイバチを用意することを推奨する。(私も早くマイバチを作らなければ。)

3.3 Oshama Scramble! (Cranky Remix)

 個人的に好きな曲で、私が投げた課題曲。WORLD'S ENDの?譜面なんだこれ。

 譜面定数13.0で13の中では簡単な譜面である。78~85小節は細かいノーツが多く抜けやすい。私は86~88小節は正攻法だと確実に事故るので擦っている。おしゃまに関してはこれくらいにして本題の次の曲にいこう。

3.4 My First Phone

 私はこの曲を知らなかったのだが、チュウニズム無印からある曲で、どうやら癖のある譜面として有名らしい。その名の通り電話っぽい音が使われ、かわいいイラスト付きのかわいらしい曲だが……

 譜面定数は12.8。TAPノーツの割合が大きく、細かいノーツや太鼓ばかりやってきた私の苦手な3連の階段ところどころFLICKとてんこ盛りで地獄を見た。52小節に至っては無理過ぎて諦めた。課題曲4曲の中で一番頑張った(と思う)が、結局SSにも届かなかった。よりLvの高いおしゃまは1003000を超えたのに。

 

結論:My First Phoneはゴミ!w

 

4.得点システムの差

 太鼓の達人の真打モードはコンボ数がスコアに無関係になるもので、通常のノートでは可は良の1/3の点数である。一方、チュウニズムでは黄Jが赤Jの1.01倍、ATTACKは赤Jの1/2である。そのため、太鼓の真打は不可1つと可3つが同じ失点であり、不可を減らすことと精度のどちらも重要であるのに対し、チュウニズムは如何にミスアタを減らすかが肝要になる。スコアアタックをする際はその辺のことに気を配ると良いだろう。

 

5.最後に

 これは私の最初の記事ですが、最初の記事らしい自己紹介等は手短に、淡々と音ゲーについて書きました。これからもたまーに更新すると思います。また、音ゲー以外のことについても割と書くと思います。直近ではごちうさ8巻とかごちうさSFYとか……