私の最初の電話

音ゲ等長文語りしていこう

初めてアニクラというものに参加した話

 初めましての方は初めまして。そうでない方はご無沙汰しています。本記事の本文と言える部分は後の波線以降で、そこまでは事務連絡になります。前回までの記事で告知していたごちうさ8巻の記事ですが、旅行編が終わってから書くことにしたいと思いますのでもうしばらくお待ちください。次に、このブログは、私が実はやってるTwitterのアカウントとは独立して投稿しているものなのですが、そこらへんも面倒なので何とかしたいと思っています。以下が本文になります。

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1 経緯

 2019年も終わりが近づき、年末特有のイベント群に奔走したり、あるいは浮き足立ったりという方も多いかと思います。かくいう私は先日、出身高校のOBが、縦にも横にもある程度幅をもって集合するようなイベントに参加させていただきました。それはすなわちいわゆる同窓会では……とお思いになるかもしれません。否!
 
これはアニソンだらけのクラブイベント、通称アニクラ
 
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アニクラとは何かはここでは詳細には述べないことにして、どうやら、私の出身高校のOBの中にはDJを始めた「人」、いや、「オタク」が何人かおり(超常現象)、こうしてアニクラを開けるまでになっていたということらしいです(意味不明)。私は、そのDJの1人で、かつ同じ大学に通う友人に脅迫され(嘘です、面白そうだったので何となく参加を表明させていただきました)、参加する運びとなったわけです。
 

2 事前知識

 アニクラについての事前知識はほとんどなかったのですが、以前にこの記事を拝読しましたので、ヤバいんだなということは把握していました。ちなみに良記事なので是非。とにかくオタクが騒ぐイベントであるということの把握と、あまりにも少ないアニソンの知識のみで当日を迎えることになりました。大丈夫か?
 

3 本番

 ここからが実質本編になります。
 

3.1 別に曲流れてなくても騒がしいな

 準備が整い、代表の人から諸注意等説明あったのですが、もうこの時点で一部のオタクが発狂している。これは身内の集まりならではなのかもしれません。オタク・ソングが流れていようがいまいが、オタクが大量に集合している、かつ同窓会のような様相を呈している時点で、世俗から隔絶された異常な「場」がその空間を支配していました。
 

3.2 更なる異常行動

 曲が流れ始めると、空間は更なる異常を起こし始めます。オタク・ソングが空間を包むと同時に、それはオタクの内にある異常、オタクたる所以を顕現させました。そこにいたオタクたちは、突進乱舞絶叫━━━━━━━人間が起こすことのできる騒がしさの全てを実行していました。これら異常行動についての観察結果をもう少し詳細に述べたいと思います。
3.2.1 突進
  「突進」というのは、ここでは、各人、高まりだと思う曲が流れ始めたときに、前の方、すなわちDJの近くに寄るための移動のことを指します。先の記事(2 事前知識で載せたやつ)でも、同様の事象を表現するのにこの単語を用いていたかと思います。この突進、先の記事にもあったことなのですが、とにかく速さがおかしい世界陸上でも目指してんの?という速さで瞬く間に最前へと移動するのです。それも、次の2つのような言動を伴いながら。
3.2.2 乱舞
  人類の歴史において、舞踊と音楽というのは常に密接な関係にあり続けてきました。人類普遍の性質、音楽に合わせて体を動かすと楽しい。それは理解できます。できますが問題はその激しさです。各々が、身体の内の高まりに身を任せて動くため、激しく高まればそれだけ動きも激しくなり、整合性を失う。それはまさに「乱舞」と呼ぶにふさわしいものでありました。場が無法地帯になることを読んでモンスターエナジーを蓋付きのやつにした自分がファインプレー過ぎる。ちなみに、乱舞する以外にも、極まりすぎてどうしようもなくなりその場にうずくまる、『Last Kiss』(『アイドルマスターシンデレラガールズ』楽曲)において、腕を組み静かに見守る三船美優父親面静観等もありました。選り取り見取り。
3.2.3 絶叫
  これが一番の問題で、曲が流れると同時に「オイオイオイオイオイオイ!!!!!!!」や「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」といった絶叫が起こり、曲が聞こえなくなることもしばしば。さらに、噂には聞いていた「イェッタイガーーー!!!!!」や「LINEをやらない👏俊龍!!!!!!」を実際に使っている場面に遭遇して感動しました(大袈裟)。ところで、これら絶叫にも関係することで、少し言いたいことがあります。
 

3.3 事前に打ち合わせしてんの? 

 絶叫について、当然、3.2.3に挙げたような言葉とそれを発するタイミングが予め曲ごとに定められているわけではありません。それにもかかわらず複数人が同じ絶叫をする様子は、アニクラ初心者の私には、超能力的なものに見えました。
 ただ、不可思議なことに、いつしか私もその「感覚」を理解できるようになっていました。絶叫とは違いますが、『回レ!雪月花』(『機巧少女は傷つかない』ED)のサビ3、4小節前(たぶん)肩組み集合がかかり始めたときには、まさかという気持ちとともに何が起こるのか理解することができてしまいました。これが、アニクラにかけられた魔法━━━━━━
 

3.4 女児アニメの曲、良くね?

 成人男性が明らかに女児向けのコンテンツで騒ぐことについて、私は軽蔑にも似た感情を抱いていたことを正直に言います。ただ、今回のアニクラにおいて、私が微塵も知らない女児向けアニメの曲が多数曲流れているのを聴いているうちに思い始めたことがありました。
 
女児向けアニメの曲、良くね?
 
これは私の音楽についての知見の浅さ故、ご自身で聴いていただくことでしか伝えることができないし、また、女児に対して失礼にもなってしまうかもしれないのですが、女児に向けたものじゃないだろというくらい音楽が良い。そもそも、成人男性向けサイズのフルグラTシャツ(今回のイベントで着ているオタクもいました)が存在している時点で、ターゲット層が女児のみではないことに気付くべきだったのかもしれません……。私にとって未知の領域に一歩近づいた瞬間でした。
 

3.5 空間異常

 アニクラ会場は常に重低音が鳴り響いているからか、モンスターハンターの灼熱エリアのようにそこに存在するだけで疲労が溜まってくるのを感じました。また、高温多湿環境のため、冬場に大人数が集まって騒ぎ散らかしているにもかかわらずインフルにかかりませんでした。とはいえ、気分が悪くなってもならなくても、冬場に熱中症とかいう事態にならないためにも、こまめな休憩を忘れずに!
 

3.6 高まり曲、来ちゃったな

 この節では、私にとって高まり曲だったものの内のほんの一部をごく簡単にですが紹介していきたいと思います。要するにただの曲紹介です。私個人的には是非とも聴いていただきたい曲ばかりです。
3.6.1 Hotel Moonside
 『アイドルマスターシンデレラガールズ』楽曲。イントロ、Aメロ、Bメロ、サビの全てが、場を沸かせることに特化しすぎている曲。今回のアニクラでも、Extended Live Versionの歓声以上に場が沸きました。
3.6.2 よいまちカンターレ

 『まちカドまぞく』をよろしくお願いします。以上です。

3.6.3 PUNCH☆MIND☆HAPPINESS
 『あんハピ♪』OP。ひたすら元気になれる曲。合いの手も充実してアニクラでも大きな威力を発揮しました。
3.6.4 O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!
 『アイドルマスターシンデレラガールズ』楽曲で、私のリクエスト曲。私の個人的嗜好が詰まりすぎている1曲。
3.6.5 DON'T CUT
 太鼓の達人オリジナル曲。突然これが流れ出すとは思わなくない!?!!!?!??!?!!?!??!??!?
3.6.6 ノーポイッ!
 『ご注文はうさぎですか??』OP。これを流してくれてありがとう……ありがとう……。「自分のちから小さい?」私「ノ゛ー゛!!!!!ノ゛ー゛!!!!!!!!!」
 

3.7 アニクラに染まる自分

 ここまでに記述したような異常空間、および高まり曲に身を置く中で、いつしか私も「オイオイオイオイ!!!!」などと叫び、思うが儘に身体を動かし、その異常空間の構成要素の一つとなっていました。このイベントが深夜から明け方にかけて行われたこともあり、終わるころには満身創痍で喉も終了していましたが、それ以上の楽しさを味わえました。拙い締め方になってしまいますが、年内に投稿したいので、そろそろこの記事終わりたいと思います。今回は本当に楽しかったです!このようなイベントに参加させていただきありがとうございました!※なお、この文章は後で何度か加筆訂正が入ることがあります。